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【2024/09/22 04:54 】 |
大野雄二ということ
最近延々リピートしてる曲がある。

もう全くそれ以外聴いてないのである。

まずは見ていただきたい。

割と古いマンガ「スペースコブラ」のオープニング曲だ。





どうだったろうか。

どうと言われても困ってしまう。

そんな反応は予想済みである。



表題にある大野雄二というのはこの曲の作曲者のことだ。

ジャズピアニストで作曲家だ。詳しくはWIKIにお任せする。

実は彼、ルパン三世の主題歌を作曲した人でもある。

そういわれてから曲をもう1回聴くとルパンぽいと思われるだろう。



そう、彼の曲からは彼が見える。

セクシーでクールでどこか謎めいていてワクワクする。

ルパンからもコブラからもその甘い香りが感じられる。

これが大野雄二という人で、作風というやつなのだ。

会ったこともないのに大野雄二という人の魅力を感じる。

曲を聴くだけでドラマを感じてしまう。



なぜ曲を聴くだけで見もしないドラマを感じてしまうのか。

それはまさに彼のつむぐ音やメロディー・リズム・ハーモニー、センスによるものなのだろう。

また、この曲に関して言えば歌の効果も大きいだろう。

表現力というモノの威力を感じる。



何度も何度もリピートして聴いてみると、曲のスリリングさの内訳が少しなりとも見えてくる。

幾重にも重なる音、ボーカルであったりホーンであったりストリングスであったりコーラスであったり。

歌が始まった時点では音数はさほど多くない。

ベースとドラムに小さくギター、そしてふいに入るホーン。

それはサビに進むにつれ音量を増し、メロディーを重ねハーモニーになる。

そして緊張感を高めきったところで訪れるブレイク。

ブレイクを抜けると開放感のある音使いに重厚なコーラス。

とても伸びやかで煌びやかだ。

そこにはドラマがある。

セクシーな歌詞はドラマ性をさらに高める。



もちろん曲風がジャズめいているのもドラマの一端は握っている。

しかしそれはただの器にすぎないのだろう。

その器には大野雄二から発せられる強烈な個性が納められている。



1つ断っておくと、大野雄二のようなジャジーな曲を作りたいわけではない。

しかし彼の曲からは学ぶものが多く、そして活力となる。

自分のペチャっとした曲に厚みとドラマが欲しいと思った。

そして曲に自分を語らせてみたいと思った。



などと論文調で堅苦しく書いてみたナカムラでした。
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【2008/09/22 20:41 】 | G&Cho:ナカムラ | コメント(0) | トラックバック()
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