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最近延々リピートしてる曲がある。
もう全くそれ以外聴いてないのである。 まずは見ていただきたい。 割と古いマンガ「スペースコブラ」のオープニング曲だ。 どうだったろうか。 どうと言われても困ってしまう。 そんな反応は予想済みである。 表題にある大野雄二というのはこの曲の作曲者のことだ。 ジャズピアニストで作曲家だ。詳しくはWIKIにお任せする。 実は彼、ルパン三世の主題歌を作曲した人でもある。 そういわれてから曲をもう1回聴くとルパンぽいと思われるだろう。 そう、彼の曲からは彼が見える。 セクシーでクールでどこか謎めいていてワクワクする。 ルパンからもコブラからもその甘い香りが感じられる。 これが大野雄二という人で、作風というやつなのだ。 会ったこともないのに大野雄二という人の魅力を感じる。 曲を聴くだけでドラマを感じてしまう。 なぜ曲を聴くだけで見もしないドラマを感じてしまうのか。 それはまさに彼のつむぐ音やメロディー・リズム・ハーモニー、センスによるものなのだろう。 また、この曲に関して言えば歌の効果も大きいだろう。 表現力というモノの威力を感じる。 何度も何度もリピートして聴いてみると、曲のスリリングさの内訳が少しなりとも見えてくる。 幾重にも重なる音、ボーカルであったりホーンであったりストリングスであったりコーラスであったり。 歌が始まった時点では音数はさほど多くない。 ベースとドラムに小さくギター、そしてふいに入るホーン。 それはサビに進むにつれ音量を増し、メロディーを重ねハーモニーになる。 そして緊張感を高めきったところで訪れるブレイク。 ブレイクを抜けると開放感のある音使いに重厚なコーラス。 とても伸びやかで煌びやかだ。 そこにはドラマがある。 セクシーな歌詞はドラマ性をさらに高める。 もちろん曲風がジャズめいているのもドラマの一端は握っている。 しかしそれはただの器にすぎないのだろう。 その器には大野雄二から発せられる強烈な個性が納められている。 1つ断っておくと、大野雄二のようなジャジーな曲を作りたいわけではない。 しかし彼の曲からは学ぶものが多く、そして活力となる。 自分のペチャっとした曲に厚みとドラマが欲しいと思った。 そして曲に自分を語らせてみたいと思った。 などと論文調で堅苦しく書いてみたナカムラでした。 PR |
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